レシピ2015.12.10

スンドゥブチゲ
/トウガラシパワーで血流や代謝を促し、塩分を溜めない食事でむくみを解消

スープが染みた豆腐が主役。 体の芯からほこほこ温まる
寒くなると女性の悩みで多いのがむくみ。冷えや運動不足による代謝の低下に加え、年末年始はアルコールを摂取する機会が増えるのも原因の一つ。料理研究家の友兼さんに食事で工夫できるポイントをうかがうと、「まず意識してとりたいのが、余分な塩分を排出するカリウムが豊富な海藻や貝類、豆類、イモ類など。アサリやシジミなどの貝類はアルコールを分解するので飲み過ぎ対策に。白菜キムチはトウガラシのカプサイシンが体を温め、代謝をアップさせるのでむくみ対策にお薦めです」。自身も冬は鍋料理の機会が多く、うす味を心掛けているそう。「だしの塩分が濃いと翌日はむくみがてきめん。ベースはあっさりと仕上げ、味のアクセントになるトウガラシやショウガ、ニンニクを使うと減塩に」。代謝を促し、塩分を溜めない食事でむくみを和らげ、冬を快適に過ごしましょう。

材料(4人分)

おぼろ豆腐…500g
アサリ…300g
白菜キムチ…100g
豚バラ肉…150g
青ネギ…3本
ワカメ…30g

A  酒、しょう油…各大さじ1
     すりゴマ…小さじ1
     粉トウガラシ…小さじ1/2から1
     砂糖…ひとつまみ
     ショウガ、ニンニク(各みじん切り)…各小さじ1

B  水…3カップ
     あみの塩辛(なければ鶏ガラスープの素)…大さじ1

卵…1個
ゴマ油…大さじ1

POINT.1
具の火の通りを均一にする

白菜キムチ、豚バラ肉、青ネギ、ワカメは3cmに切って準備。大きさをそろえておくと火が均一に通り、具材が固くなりすぎない。

POINT.2
ゴマ油で炒めて香ばしく!

土鍋にゴマ油を熱し、下味をつけた豚肉を炒めて色が変わったら白菜キムチを加える。炒めてから煮ることで香ばしさがアップする。

作り方・手順

  • おぼろ豆腐は軽く水切りしておく。アサリは砂出しをして洗う。白菜キムチ、豚バラ肉、青ネギ、ワカメは3cm長さに切る。
  • ①の豚バラ肉とAを合わせてもみ込む。
  • 鍋を中火にかけ、ゴマ油を熱し、②と①の白菜キムチを炒め、おぼろ豆腐を大きめに崩しながら、①の残りの材料とともに鍋に入れ、Bを加える。アクを取りながらアサリの口が開くまで煮る。
  • 仕上げに卵を割り入れ、火を止める。
食材をチェック
ワカメ

独特のぬめりは食物繊維のアルギン酸。食物中の塩分と結びついて体外へ排出するほか、コレステロールを減らす働きもある。

おぼろ豆腐

[スンドゥブ]とは押し固める前のおぼろ豆腐のことでスープが馴染みやすい。豆腐は良質のタンパク質やカルシウムに富む。

アサリ

アミノ酸のアラニンは肝臓の働きを助けてアルコールを分解し、二日酔いを防ぐ。造血作用のあるビタミンB12、鉄分も多い。

教えてくださるのが

料理研究家友兼 由子さん
ともかねよしこ/ケータリングやフードコーディネート、食をプロデュースする「L.A.C.」主宰。モロッコなどの北アフリカ、アジア、ヨーロッパで出会った各国の家庭料理を得意とし、雑誌などの各メディアで活躍中。神戸で毎月少人数制の料理教室を開催。