レシピ2016.06.10

魚のタジン
/夏野菜の力で、代謝アップ!

スパイシーな魚のトマト煮。 暑い日が続くと、つい冷たい飲み物などをとり過ぎてしまいがちに。オフィスや乗り物の中も冷房が効いている場合が多いため、体を内側から冷やしてばかりいると代謝が滞って血の巡りが悪くなり、体調を崩すことにもなりかねません。  今回、料理研究家の友兼さんに教わったのは、夏野菜を使った夏バテ予防のレシピ。「体が冷えて体温調節がうまくできない時に役立つのが、適度な酸味やアミノ酸、ビタミンを含む夏野菜。薬膳の考えでは体を冷やす食材も、火を通すと温める性質に変化。それに、夏野菜のカリウムは余分なナトリウムを排出して代謝を促すので、むくみやだるさの予防にも」。さらにレシピに活用すると効果的なのがスパイス。「クミンの香りは食欲アップに。チリやジンジャー、コショウは代謝を促進。代謝が良くなると夏の疲れが出やすい初秋を迎えた時に体が楽ですよ」。旬の食材にスパイスを取り入れて、夏を元気に乗り切りましょう。

材料(4人分)

イワシ…4尾

〈マリネ液〉
A  ニンニク…1片
     コリアンダー…大さじ1(みじん切り)
     イタリアンパセリ…大さじ1(みじん切り)
     レモン搾り汁…大さじ1
     オリーブオイル…大さじ1
     塩…小さじ1/2
     白コショウ…小さじ1/4
     ターメリック…小さじ1/4
     クミンパウダー…小さじ1/4
     ジンジャーパウダー…小さじ1/4

トマト…2個
オリーブオイル…大さじ1
レモンスライス…2枚
グリーンオリーブ…8粒

コリアンダー、イタリアンパセリ…各適量

POINT.1
イワシにマリネ液をサンド

手開きにしたイワシにマリネ液を挟む(切り身の白身魚などを使う場合はマリネ液をまぶす)。残ったマリネ液は味付けに使うので捨てずに。

POINT.2
トマトソースの旨みを活用

トマトソースが煮立ってきたらイワシを並べる。イワシにトマトソースの旨みが染み込むようにスプーンで回しかけ、フタをして煮込む。

作り方・手順

  • Aの材料をボウルに入れて混ぜマリネ液をつくり、手開きにしたイワシの内側に挟む。
  • トマトはフォークに刺して表面をあぶり、皮をむいてみじん切りにする。
  • 鍋を中火にかけてオリーブオイルを熱し、②のトマトと①のマリネ液の残りを入れ、フツフツと煮立ったら、①のイワシを並べてスプーンでスープを回し掛け、レモンスライスとオリーブをのせてフタをし、弱火から中火で約10分煮込む(土鍋の場合は弱火で5分煮込み、火を止めて5分置く)。
  • イワシに火が通ったら、刻んだコリアンダー、イタリアンパセリを散らす。
食材をチェック
イワシ

生活習慣病予防に役立つ脂質・DHAやEPAが豊富。良質なたんぱく質やカルシウム、疲労回復のビタミンB1、B2も多い。

スパイス

① 白コショウ②ターメリック③チリパウダー④クミンパウダー⑤ジンジャーパウダー
① 繊細な香りが魚料理に合う。モロッコ料理でおなじみ。②別名ウコン。肝臓の働きをよくする。カレーの鮮やかな黄色のもと。③豊富なカプサイシンで代謝アップ。④食欲を刺激する芳しい香りが魅力。⑤体を温めるのでチャイやスープに混ぜてもよい。

教えてくださるのが

料理研究家友兼 由子さん
ともかねよしこ/ケータリングやフードコーディネート、食をプロデュースする「L.A.C.」主宰。モロッコなどの北アフリカ、アジア、ヨーロッパで出会った各国の家庭料理を得意とし、雑誌などの各メディアで活躍中。神戸で毎月少人数制の料理教室を開催。